初詣の定番といえば、おみくじがありますよね。おみくじと一口でいっても、お寺や神社では吉凶の公式な順番や内容には違いがあります。あるお寺ではおみくじの内容が7種類であったり、またあるお寺では吉凶の数が12種類もあったりと多種多様です。
今日はいろいろなお寺や神社などのおみくじの公式の順番や内容にフォーカスしてみたいと思います。そしておみくじの内容には『待ち人』の項目がありますが、その意味に赤ちゃんとの関係はあるのでしょうか。
今日はそのあたりにも注目してみたいと思います。それでは早速いってみましょう!
各お寺に見る、おみくじの公式順番内容
おみくじは初詣やお寺巡り、神社巡りの楽しみの一つであり、日本の文化の一つといっても過言ではありません。特に初詣では、おみくじでその年の1年を占うスタートの行事としている方も多いのではないでしょうか。
おみくじの内容が良ければとても気持ちの良いスタートが切れますよね。おみくじといっても、お寺や神社によっては多種多様な内容や意味を持っていて、それもまたおみくじの面白いところです。
ここではおみくじの基本的な公式の順番や内容、そして有名なお寺や神社のおみくじの順番や内容を簡単にチェックしてみたいと思います。
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一般的なおみくじの吉凶の順番内容
一般的なおみくじの吉凶の公式順番内容はこちらです。
<おみくじのスタンダードの順番>
- 【大吉】>【中吉】>【吉】>【末吉】>【凶】>【大凶】
- 【大吉】>【中吉】>【小吉】>【吉】>【半吉】>【末吉】>【大凶】
<一般的なおみくじの吉凶をフルに並べた場合の公式順番内容>
- 【大吉】>【中吉】>【小吉】>【吉】>【半吉】>【末吉】>【末小吉】>【末凶】>【凶】>【小凶】>【半凶】>【大凶】
多くの場合はこのような順番内容が多いです。あくまでこれは基本パターンであり、各寺社によっては内容を入れ替え全く違う場合もあります。次に全国の有名な神社、寺院のおみくじの内容を見てみましょう。
有名なお寺のおみくじの公式順番内容
おみくじには神社、寺院によっては、定番の吉凶だけでなく意外な順番や吉凶の数にも違いがあります。ここでは有名な寺社のおみくじの内容を見ていきましょう。
全国でも有名な神社、寺院のおみくじの順番内容(参考:朝日新聞デジタル)
<浅草寺>(東京)
- 【大吉】>【吉】>【半吉】>【小吉】>【末小吉】>【末吉】>【凶】
<成田山新勝寺>(千葉)
- 【大吉】>【吉】>【半吉】>【小吉】>【末吉】>【末小吉】>【凶】
熱田神宮(愛知)
- 【大吉】【中吉】【小吉】【末吉】【吉】順番は特に指定なし。
<平安神宮>(京都)
- 【大吉】【中吉】【小吉】【吉】【末吉】【凶】順番は特に指定なし。
<石清水八幡宮>(京都)
- 【大吉】>【中吉】以下は未公表。
<住吉大社>(大阪)
- 【大吉】>【吉】>【中吉】>【小吉】>【末吉】>【凶】>【大凶】
<十日恵比寿神社>(福岡)
- 【大吉】>【中吉】>【小吉】>【吉】>【末吉】
<愛宕神社>(福岡)
- 【大吉】>【吉】>【中吉】>【小吉】>【末吉】(凶を含むものも)
<宇佐神宮>(大分)
- 【大吉】>【吉】>【中吉】>【小吉】>【末吉】>【後吉】
<明治神宮>
- 明治神宮は和歌が書かれたものであり、全部で30種類とされています。順番はありません。
それぞれに個性的で違いがありましたね。明治神宮などは吉凶ではなく和歌というのもユニークですよね。
関連記事:浅草寺のおみくじの7種類の公式順番!待ち人の意味は恋愛だけにあらず!?
シュールなおみくじの内容
おみくじには時に妙にリアルであったりシュールであったりといった内容の物もあるようです。さすがに自分に適さなかったり、きっぱり絶望的だったりする物もあります。
おみくじが毒舌な件 pic.twitter.com/Fwyg2SnL
— りょー (@ToneNext) January 5, 2013
SNSではこのようなおみくじも紹介されていました。流石にここまで言われてしまうとテンション下がってしまいますねー。何をしても思うようにいかないというのは、さすがに見たくない言葉ですね。^^;
小豆(あずき)相場についての値上がりが書かれておみくじもあるようです。一体どれだけの人が小豆相場に関わっているというのでしょうか^^;
神社のおみくじがガチャガチャだったという話もありました。おそらく規模が小さめ?な神社なのでしょうか。。。ちょっとガチャガチャでおみくじは引きたくないですよねー^^;
おみくじの待ち人の意味は赤ちゃんと関係があるのか?
おみくじには『待ち人』の欄が書かれたものが多いですよね。おみくじの待ち人の意味にはいろいろな解釈ができることをご存知でしょうか。一般的には待ち人=恋人やパートナー、と考えている人も多いと思いますがそれだけではありません。
例えば赤ちゃんです。ご結婚されてまだお子さんを授かっていない人にとっては、待ち人が赤ちゃんということも十分考えられるのです。特に赤ちゃんを授かりたいご夫婦は子宝祈願に良い寺院、神社でおみくじを引く方が大半だと思います。
そうなると当然、待ち人は赤ちゃんと考える人が多いことでしょう。しかし先述の通り、待ち人は恋人だけでも赤ちゃんだけにも限りません。待ち人にはその人にとって必要なキーパーソンであったりもするのです。
今の自分にとって何かのきっかけになる人物であったり、昔の友人であったり、もちろん新しいパートナーであったり、待ち人はその人によって様々な人物になりえるのです。
おみくじの待ち人と現実に遭遇するコツ
ではおみくじの「待ち人」とは、どうやったらより確実に遭遇することができるのでしょうか。それにはちょっとしたコツが2つあります。
- 1)日頃の行い
- 2)そのうち待ち人が来るとイメージしておく
1)の「日頃の行い」は、当然といえば当然ですよね。吉報は日頃の行いがしっかりしている人に届きます。人は自分のしたことが全て自分に返ってくると言われています。ご利益がほしければ、やはり日頃の行いが大切です。
ありきたりに思えるかもしれませんが私はこれは真実だと確信しています。人にマイナスの事ばかりを与える人は、自分にも良いことは帰ってきません。誰かに助けてほしければ、普段から先に誰かを助けるように行動してください。
さすれば、必要な時に待ち人が思いもよらない所からやってきます。
2)の「そのうち待ち人が来るとイメージしておく」に関しては、自分には当然そういう人がやってくると結論を決めてイメージしておくと、本当にそういう人が引き寄せられてくるといわれています。
俗にいう「引き寄せの法則」といった類のものですね。あくまで結果だけはそうなると思っておいて、その過程がどのようにもたらされるのかは考えません。あくまで結果だけです。
人間は潜在意識で行動をしますし反応もします。自分の中で結果をしっかり定義付しておくと、自分の中にあるセンサーといいますか直感のようなものが働いて、キーパーソンに気づきやすくなります。
もちろん、何よりも日頃のおこないを大切にすることで、よりイメージの人物が現れやすくなりますので一度お試しください。
まとめ
- おみくじの公式の順番内容は定番はあるが、神社寺院によっては全く違う。
- おみくじにはかなりシュールでユニークなものがある。
- おみくじの待ち人には赤ちゃんという意味の場合がある。
- 待ち人はその人にとってのキーパーソンでもある。
- 待ち人がきたるには日頃の行いとイメージが大切。
おみくじは神社、寺院によっては本当にいろいろありますね。一年の幸運を占うおみくじはできれば良い結果を引き当てたいものです。良い一年にできるように、日頃のおこないはしっかりしておきたいものですね。