あなたはマインドフルネスという瞑想法をご存知でしょうか?あのGoogleやInterでも取り入れられていて、人間性を高め、仕事の効率も高まるといわれている手軽で画期的な瞑想法です。
マインドフルネスはうつ病や不安を和らげたり、集中力を高めることに非常に効果的といわれています。ただマインドフルネスを悪用した危険な洗脳の噂があるようです。
それはどのように危険で、また洗脳ということが可能なのでしょうか。今日はマインドフルネスの概要と危険や洗脳の話。そして寝ながらでもできるやり方などにフォーカスしてみたいと思います。
マインドフルネスは危険?洗脳の噂とは?
今急速に普及し始めている瞑想法 マインドフルネスとは?
マインドフルネスは元は仏教に由来しており、現代ではメンタルコントーロールやストレスの低減に活用され、マインドフルネス認知療法といった心理療法としても活用されています。
マインドフルネスはわかりやすくいうと、瞑想をしながら自分の呼吸に集中をし、自分の心の中に浮かび上がってくる思考や感情から離れて、ある意味仏教でいう『空』のような状態をつくる作業ともいえます。
無の状態に心を置くことであらゆる不安やストレスの低減につながり、脳の疲労を大幅に回復することが可能といわれています。最近ではメンタリストのDaiGoさんもマインドフルネスの重要性と効果を解いています。
日本の企業でもこのマインドフルネスを積極的に取り入れている会社も増えているといいます。マインドフルネスの入門編はメンタリストのDaiGoさんの動画が参考になります。
https://youtu.be/OK31TqFE44A
マインドフルネスは脳の疲労を回復し、脳の疲労に対するキャパシティを増やす効果があると期待されています。DaiGoさんの場合、毎日読書の量が凄まじく、一冊本を読むたびにマインドフルネスをして脳疲労を回復させているといった話があります。
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マインドフルネスを悪用した危険な洗脳の噂
マインドフルネスの概要はこのくらいにして、今日の本題でもあるマインドフルネスには危険性はあるのでしょうか。マインドフルネスを自分で行うことに関しては瞑想ですので、危険性は全くありません。
あくまで噂の領域をでませんが、マインドフルネスを活用した洗脳や怪しいセミナーがあるという話があります。
いろいろ調べてみましたが、具体的にどういった組織や人物がマインドフルネスを悪用して危険な洗脳をしているのかといった話はみつかりませんでした。ただ一つ個人的に思うことですが、マインドフルネスの皮を被った自己啓発セミナーがあるようなので、注意が必要です。
マインドフルネスを活用しが高額なセミナーは、特別にする必要はありませんので覚えておいてください。マインドフルネスなんて、高額な代金を支払って習うほどのものではありません。
DaiGoさんのマインドフルネスの本などを読んで取り組むだけで十分です。くれぐれも自己啓発では自分を変えることはできませんのでご注意を。あれはその場の気分を盛り上げるだけで、実際に結果はでません。
元気を一時的に出すためのカンフル剤のようなものであり、結局、時間が断てばモチベーションは戻るか、場合によっては下がってしまいます。そしてまたセミナーへ行ってしまうという繰り返しです。
ビジネスでも人生でも結果を出すのは、正しいメソッド(取り組み方や具体的な方法)とそれをコツコツと継続し、出た結果を修正し続けることだけです。モチベーションそのものは本来は仕事に置いては特に必要のないものなのです。
大事なことは情熱であり、モチベーションではありません。情熱は太陽でモチベーションはマッチの炎と思ってください。マッチの炎はすぐに消えます。
マインドフルネスを習うのであれば、あくまでマインドフルネスだけを習えばよいので、普通は1回習えば十分でしょう。複数回、あるいは継続して習うようなものは怪しいものと考えて結構です。
自己啓発で大事な時間とお金を搾取されないように注意が必要です。安易に他人に救いを求める前に(病気や深い悩みの場合は別)まずはマインドフルネスを習慣づけましょう。
マインドフルネスを寝ながらでもできるやり方!
マインドフルネスはどこでも、どんな格好でもできるのが良いところです。もちろん、寝ながらでもマインドフルネスはできます。
やり方は簡単です。私の場合、基本としているのが次の呼吸法です。マインドルフネスを寝ながらやるには、アンドルー・ワイル博士が提唱した『478呼吸法』が基本となります。
ベッドに横になってリラックスした状態になって次の呼吸法からマスターしましょう。
マインドフルネス:簡単478呼吸法のやり方
- 息を鼻から4秒間吸う
- その後7秒間息を止める
- そして8秒間かけて息を鼻から吐く
最初は息を止めるのは7秒でなくとも3秒くらいでもいいでしょう。徐々に478にしていってください。特に息を吐く長さが吸う長さよりも長くなることが重要です。これにより副交感神経が刺激されリラックス効果が得られます。
呼吸をする際はおへその下の丹田といわれる場所を膨らますように意識してください。この478呼吸法を基本とし、目をつむり、ただただ自分の呼吸にだけ集中してみてください。
初めのうちは邪念が沢山浮かんできます。それが普通であり一般的です。ただ浮かんできた邪念に気持ちをとらわれないようにしましょう。
その都度、意識を呼吸に併せるようにしてください。私の場合は、マインドフルネスをし始めて集中できている時は、目をつむっている暗闇の中の視界に青い波紋のような光が見えることがよくあります。
これはマインドフルネスと関係がありませんが、丹光といわれるチャクラが活性化したときに見える光といわれています。これが見える状態であれば、集中ができている証拠ですので、どんどんマインドフルネスを深化させていきましょう。
マインドフルネスをすることで、不安を退け、脳疲労が回復します。人は脳が疲労していると正しい判断ができないといわれています。かつてメンタリストのDaiGoさんが言っていた面白い話があります。
かつて彼が若手のIT企業の社長達と食事に行った際、二次会でお酒を飲みすぎてベロンベロンになっている社長達の姿を見たそうです。そこでDaiGoさんは彼らが夕方からウィルパワー(脳の体力)の減退が進んでしまい、適切な判断ができなくなっていると感じたそうです。
人は肉体疲労には注目するのですが、脳疲労には注目していない人が多いのです。これは知っていないとわからないことです。誰でも1日のうち思考を6万回ほどするといわれています。脳が疲労しないはずはないのです。
通常は睡眠で脳疲労を回復しますが、クリエイティブな仕事をしていようがいまいが、脳は夜までにはとっくに疲れているのですから、マインドフルネスを1日数回することで、継続して思考のクォリティを高めることができるのです。
うつ病にも効果的なマインドフルネス
うつ病の人にもマインドフルネスは大きな効果が期待できます。うつ病の人は、ストレス環境に長くいたり、睡眠不足で脳疲労をリセットできない期間が続いたり、あるいはネガティブな思考のまま偏った認知で生きてきたために、脳内ホルモンのセロトニンがでなくなり調子をくずしたことが予想されます。
脳というものは面白いもので、マイナスの事を考え続ければ、脳もそれに合わせて変化するようです。逆もしかり。マインドフルネスはマイナスの思考を停止させる作業ともいえますので、うつ病にも一定の効果があるとされています。
まとめ
- マインドフルネス瞑想自体に危険はない。
- マインドフルネスといかセミナーでは洗脳の可能性はゼロではない。
- マインドフルネスは脳疲労やうつ病治療にも利用されている。
マインドフルネスはこれからの時代はどんどん認知が広がっていくものと思われます。私もマインドフルネスの効果を実感している1人です。私の場合は集中力や疲労の回復を実感しています。
また迷いや不安のある人にも、最初は効果がわからなくても、慣れていけば徐々にその効果を実感できるものと思っています。是非、リラックスがしたいときや、疲れている時におすすめしたい手軽な瞑想法です。