暑い夏、あなたは洗顔をどのようにしていますか?夏は汗をかくことが多いですし、何より紫外線も多い季節です。夏の洗顔方法はどのようにすればよいのでしょうか。
また洗顔の回数にも個人差があるけど、どの程度にすればよいのでしょうか。今日は夏の洗顔方法と回数、意識しておきたい重要なポイントなどにもフォーカスしてみたいと思います。それでは早速いってみましょう!
夏の洗顔方法や回数はどの程度良いのか?
夏の洗顔方法をあなたはこれまでどのようにされてきましたか?夏の洗顔方法に関して、一般的に次のような意識で洗顔をされている人が多いのではないでしょうか。
- 夏は汗のベタつきが気になるので、洗顔は他の季節よりも多めにしている。
- エアコンの影響で肌が乾燥しがちなので、洗顔料や洗顔回数は逆に控えめにしている。
こんな理由で夏の洗顔をしている人が多いのではないかと思います。しっかり洗顔派とあえて洗顔は控えめ派、いったいどちらが正しいのでしょうか。
夏の洗顔方法で注意するポイント3つ!
1.夏は洗顔回数は2回くらいまでが望ましい!
ついつい夏だから、汗の汚れや皮脂が気になって洗顔を何度もしてしまったりしている場合は注意が必要です。夏の洗顔回数は2回くらいまでにしてください。それ以上洗顔をする人は滅多にいないと思いますが、2回くらいが望ましいです。
その理由は、それ以上洗顔をしてしまうと、肌のバリア機能が低下する可能性があるからです。洗顔のしすぎは肌を形成している角質が余分に剥がれてしまったり、皮脂の落としすぎでかえって乾燥をしてしまったりするのであまりよくありません。
そうなると、肌はより強固に外部からの刺激を防ぐために角質を厚くしていってしまう防御作用が働いてしまうこともあります。ですので洗顔回数は夏場は2回くらいまでが望ましいです。
2.夏の洗顔方法は水の温度にも注意
あなたは夏に洗顔をする時、冷たい水で顔を洗っていますか?もし冷水で洗顔をしているのであれば少し気をつけたほうが良いでしょう。その理由は、冷水では顔の汚れが落ちにくいという問題があるからです。
よくご存知の方々はぬるま湯で洗顔をされていますね。冷水は、皮脂が残りがちにもなるので、あまり洗顔の効果としては十分なものは得られにくいのです。先述の洗顔の回数が多すぎると必要なものまでも落としすぎて問題になるとお話しましたが、汚れを落とさなさすぎも大いに問題があります。
余計な皮脂や汚れが残ると肌のかゆみの原因にもなりますし、かゆからといってそこを引っ掻いてしまうと、今度は湿疹ができてしまうこともあります。あなたにもそんな経験が一度はあるのではないでしょうか。
その理由は肌に存在するマラセチア菌という菌が原因になっていることが多いです。この菌は肌に残った余計な皮脂や汚れをエサとして繁殖します。それがかゆみの原因につながっていることがあるので注意が必要です。
ですので、洗顔の際は夏に限らず基本的には30℃程度のぬるま湯で洗顔をするように心がけるのがおすすめです。もちろん洗顔回数は2回くらいまでで。
3.夏の洗顔方法では洗顔料にも気をつける
夏の洗顔方法で気をつけておきたいのは洗顔料です。洗顔料にも使用されている成分や効果もいろいろとあり、肌への影響もまちまちです。夏場の洗顔で大事なポイントは先程も述べたとおり、回数は多すぎず、でも汚れ落ちは適度になくてはなりません。
そうなると肌への負担が最小限で、それでいて洗顔効果が大きいものを選ぶ必要があります。女性の肌は繊細なので、やはり洗顔料はできるだけ低刺激のものを選ぶようにしたいものです。ではどのような点に気をつけて洗顔料を選べば良いのでしょうか。
洗顔料を選ぶポイント!なるべくなら完全無添加のものを!できれば避けたい洗顔成分
よく洗顔料は無添加が良いとあなたも聞いたことがあると思います。洗顔料はなるべく無添加のものが良いとされている理由には、添加されている成分の肌への影響を心配するためです。
一般的にいわれている洗顔料で気をつけたい成分は以下の成分です。もちろん認可されているものですので、少々使ったところで肌に即悪影響があるわけではありません。ただ長期的には問題がでる可能性も否定はできませんので参考知識として入れておきましょう。
- パラベン
パラベンはパラオキシ安息香酸エステルが正式名です。これの目的は防腐剤としての効果です。パラベンは非常に殺菌効果が高いので多くの化粧品に使用されています。長期保存が必須のものであれば衛生管理のため、入っていた方が良いこともある成分です。
ただ肌への刺激に関しては影響がないともいえず、毎日使う洗顔料や石鹸であれば、パラベンを入れずに済むならそのほうが良いと思います。長期使用でアレルギーや肌トラブルがないとはいえませんのでなるべく入っていない製品を選ぶほうが無難です。
- 着色料
着色料もピンからキリまであるのでなんともいえないのですが、見た目の発色を気にする必要がない製品に関しては、着色料は無いに越したことはないのです。洗顔料に着色料は不要です。余計な着色料がなるべく入っていないほうが、使用者にとって良心的かもしれません。
- 鉱物油
鉱物油もコスメ製品には多く利用されているのであなたもご存知でしょう。要は石油由来の成分です。洗顔料の場合、鉱物油の役割はほぼ油で脂を落とすことが目的です。鉱物油はとても原価が安く、製造メーカーからすると、コスト面でどうしても使いたくなる成分です。
鉱物油の方が安定的に供給もできますし、皮脂を落とす効果もそれなりにはあるので都合が良いのです。ただわたしたち使用者の目線からすると、鉱物油はあまりよくないのです。その理由は汚れ落ちが植物由来や自然由来の成分と比べると落ちにくいのです。
特にクレンジングでは自然由来と鉱物油とでは汚れ落ちに大きな差がでます。また鉱物油に限らず油分の洗い残しがあると、毛穴に脂がたまり肌のトラブルの原因にもなりかねません。故に油落ちの悪い鉱物油だと、しっかりクレンジングをして洗い流さなければならず、肌への刺激が増えてしまう可能性があります。
そういった理由もあり、鉱物油配合の洗顔料はできれば避けた方が良いというのが私の個人的な考えですし、そう思っているユーザーさんも増えていると思います。
逆に洗顔料に入っていると嬉しい成分
では洗顔料に入っていると逆に嬉しい成分というものあります。特に意識しておきたい点は汚れを落とす洗顔成分です。私が個人的に、洗顔料で含まれていたほうが良いと考えているのは以下の成分です。
少なくともこの2つは入っているとお肌に嬉しい成分です。(^o^)
- コラーゲン
- ローヤルゼリーエキス
あなたもよくご存知のこの2つの自然由来の成分。これらの成分が配合されている洗顔料や石鹸をおすすめします。よく目にするこの2つの成分ですが、あなたは具体的にどうこれらの成分がお肌に良いのかご存知ですか?
もちろん、コラーゲンに関してはあなたもよくご存知と思います。肌をみずみずしく保つ保湿と潤いに効果が期待される成分ですよね。ではローヤルゼリーはどうでしょうか?これもよく目にする成分です。
ローヤルゼリーは嬢王蜂の生命の源となるものです。ローヤルゼリーの中には以下の成分が含まれています。
- デセン酸
- 鉄分
- 亜鉛
- マグネシウム
- マンガン
- カルシウム
- ナトリウム
- カリウム
- リン
- ビタミンB1、B2、B6
- ビオチン
- パントテン酸
- イノシトール
- ナイアシン
- 葉酸
- コリン
これらの成分をご覧頂ければおわかりのとおり、ローヤルゼリーは栄養の宝庫です。なかでも特に注目したい成分は『デセン酸』です。このデセン酸という成分がお肌にはとても良いのです。デセン酸はローヤルゼリーにしか含まれていない希少な成分なのです。
デセン酸が洗顔に良い理由
デセン酸は正式名は『10ヒドロキシデセン酸』といいます。脂肪酸の一種なのですが、ローヤルゼリーの中に沢山含まれていて、肌荒れやニキビの改善作用が大きく期待できます。
また血行促進作用もあり美肌のためにはおさえておきたい貴重な脂肪酸、それがデセン酸です。お肌とは直接関係こそありませんが、デセン酸には女性ホルモンに似た作用や糖尿病やコレストレールにも良い効果が期待できます。
それだけ健康的な成分という自然由来の成分ということです。これらの理由から、このデセン酸が入った洗顔料や石鹸を個人的にはおすすめします。
参考サイト:山田養蜂場
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まとめ
- 夏の洗顔の方法としては洗顔は回数は2回まで。
- 洗いすぎも洗わなすぎも良くない。
- 洗顔料は無添加のものを。
- 可能であればデセン酸配合の洗顔料がおすすめ。
夏の洗顔方法ですが、とにかく少ない洗顔回数で低刺激で汚れ落ちが良い洗顔料を選ぶのがポイントです。冬だけでなく、夏の肌対策も、後々大きな結果につながっていきます。
顔のお肌はとても敏感です。万全な洗顔で美肌対策を普段からしっかりしておきましょう。