ハビッツナイス

ノロウイルスの嘔吐は感染後いつまで続く?家族がとるべき対応方法

ノロウイルスは食中毒の中でも最も多い原因のウイルスです。実に食中毒の6割がノロウイルスやロタウイルスとされています。ノロウイルスに感染すると激しい嘔吐や下痢の症状に見舞われます。

この嘔吐は発症後一体いつまで続くのでしょうか。そして大切な家族がノロウイルスに感染してしまった場合、家族としてとるべき対応や方法はなにをすればよいのでしょうか。

今日はノロウイルスの嘔吐はいつまで続くのか。そして家族がノロウイルスに感染してしまった時にどうのような対応や方法があるのかにフォーカスして見たいと思います。それでは早速いってみましょう!


ノロウイルスの嘔吐は感染後いつまで続くもの?

出典:http://benesse.jp/contents/clinic/topics/12.html

ノロウイルスに感染すると代表的な症状として吐き気や嘔吐があります。もしそれが高齢者や小さなお子さんがノロウイルスに感染して、激しい嘔吐を繰り返していたとすればさぞご心配でしょう。

ここではノロウイルスに感染し、嘔吐の症状がある場合、それはいつまで続くのかまとめてみました。ノロウイルスに感染後、嘔吐は一般的には吐き気が出て、いよいよ嘔吐し始めてから半日くらいが多いようです。

何日も嘔吐し続けるということはよほどありません。ノロウイルスは、嘔吐と下痢が典型的な症状ですが、ウイルスの大半を体から出してさえしまえば症状は快方に向かいます。

むしろ嘔吐ができない人の方が治るまでに時間がかかるので注意が必要です。私もノロウイルスに感染した経験が何度もあります。

私の経験からすると、いつまで嘔吐が続くのかというと大体3時間から5時間くらいです。この際、当然下痢も重なって症状として現れます。

嘔吐と下痢を何度も繰り返して、体の外へノロウイルスをどんどん出してしまいます。もちろん、狙って嘔吐しているわけではなく、気持ち悪すぎて吐かざるを得ません^^;

ですので、いつまで嘔吐が続くのかというと個人差はありますが、大体3時間から長くて6時間くらいだと思います。その後は下痢との戦いです。下痢の場合はいつまで続くのかは人それぞれです。

私の場合は大体1日で下痢はかなり改善しますが、私の友人の場合は2日かかったそうです。ただ注意しておかなければいけないことが一つあります。

関連記事:ノロウイルスに感染後いつから外出できる?早く治したい場合の対処法!

ノロウイルス感染は脱水症状に注意する!

出典:http://quiizu.com/archives/38764

ノロウイルスに感染し激しい嘔吐や下痢をした場合は、水分が体から相当抜けてしまい脱水症状に陥りやすいのです。要するに血液ドロドロ状態です。

ですので、吐き気や嘔吐が収まってきたらスポーツドリンクなどで水分補給をする必要があります。脱水を放置しておくと体力の低下、そして最悪の場合は命の危険も伴います。

脱水が続くと喉が乾くだけでなく、めまいや吐き気、全身のだるさやひどくなると頭痛や呼吸にまで影響がでます。

特にお子さんやお年寄りに関しては、脱水に気づきにくいので、家族がこまめにスポーツドリンクや経口補水液などを活用して、ゆっくりチビチビと水分を飲ませる必要があります。

感染者本人があまりにだるそうな状態であれば、医療機関を受診して点滴など適切な処置を行う必要があります。


ノロウイルスに感染したら家族がとる行動や対応方法

ノロウイルス一番の感染原因ルートを知っておく

出典:http://tonosamajonny.com/1696/

ノロウイルスに家族が感染してしまった場合に、あなたがまず知っておかなければいけないことはノロウイルスの感染原因として何に注意をしなければいけないかです。

基本的にノロウイルスの場合、一番感染の原因となるのは吐瀉物です。家族がノロウイルスの影響で嘔吐してしまったとします。嘔吐物は最も危険な感染原因です。嘔吐したものの中に大量のノロウイルスが含まれていますので注意が必要です。

感染者がトイレを使ったら、トイレのレバーやドアノブや蓋などにノロウイルスがついていると、そこに触れて感染する恐れがありますので注意が必要です。

体調管理を家族がサポート

まずはノロウイルスに家族が感染した場合は、体調管理をしてあげることが必要です。特に高齢者やお子さんの場合は注意深く観察することが必要です。基本的にはノロウイルスに関しては有効な薬はありません。

嘔吐や下痢でノロウイルスを外へ出す以外に治す方法はありません。脱水症状に気をつけて、水分補給などをしてあげたり、調子が芳しくない場合は、病院へ連れて行ってあげたりすることも必要です。

ただ高熱が出てぐったりするようなら、早めに病院へ連れて行ってあげてください。脱水症状を起こしていたり、ノロウイルスではない原因の場合があります。

ノロウイルスでも熱が38度程度出る人もいますが、私個人としては熱がそれくらい出るのであれば医療機関を一度受信することをおすすめします。ノロウイルスだとおもっていたら、腸管出血性大腸菌O-157だったということもありえます。

腹痛がひどかったり、血便がでるようだとO-157の可能性がありますので注意が必要です。そして大切な家族がノロウイルスによる食中毒を起こした場合、体調管理以外で家族がどう対応すればよいのか。

気をつけなければいけないのは自分も含め家族がノロウイルスをもらわないことです。家族の誰かがノロウイルスに感染すると、別の家族にも非常に移りやすくなります。ですので感染者に近づく場合は徹底した衛生対策が必要です。

吐瀉物を片付ける際の注意点

家族に限らず食中毒の影響で嘔吐物を片付ける場合には2つのポイントがります。二次感染を防ぐためにも次の二点は重要です。

なんといってもノロウイルスの吐瀉物に関しては手袋とマスク着用で掃除をしなければなりません。手袋は使い捨てのゴム製かビニール製のものをつかって掃除してください。

そして必ず、掃除をした後にはアルコール消毒液よりも次亜塩素酸ナトリウムを使って除菌するようにしてください。アルコール消毒液の場合はノロウイルスにはそれほど有効ではありません。

インフルエンザにはアルコール消毒液は有効ですが、食中毒のウイルスにはアルコール消毒液は弱い傾向にあります。なるべく次亜塩素酸ナトリウムを使いましょう。

次亜塩素酸の消毒液というと何を使えばいい?

最近ではドラッグストアやネット販売でもノロウイルスに対応した消毒液が販売されています。商品の説明にノロウイルスや大腸菌、O157などに有効のような説明が明記されているものを選ぶようにしてください。

家族の誰かが感染してからでは、ちょっと遅いので早めに普段から準備しておくと良いでしょう。どうしても適切な消毒液が無い場合は、キッチンハイターなどが次亜塩素酸ですので、それを薄めた水で消毒代用することも可能です。

ただ匂いが少々強いのでなるべくなら市販で手に入るノロウイルスに有効な消毒液を使うことをおすすめします。

感染者が触れるところすべてに消毒をするのがコツ

感染者の人が触れるものには基本的に消毒をしてください。ドアノブやスイッチ類などは二次感染の原因になりますので、しっかり消毒しておきましょう。

参考サイト:厚生労働省

まとめ

ノロウイルスの嘔吐はいつまで続くのか不安になりますが、大抵の場合は数時間で収まります。それと平行して下痢もなかなか辛いものがあります。私も数回感染したものとして思うことですが、つくづく感染したくないということです。

可能であれば、アルコール消毒液では不十分とはいえ、外出の際は携帯用の小さい消毒液を持ち歩くことをおすすめします。インフルエンザの予防にもつながります。

特に外食の際の飲食店のドアや机などから感染する恐れがあります。コンビニのドアの取っ手やスーパーの買い物かごなどにも多少気を使うほうがよいでしょう。

触った後は手洗い、もしくは目や鼻、口を触らない事が大事です。人の手に触れるものには注意する。これが二次感染を防ぐ秘訣です。





モバイルバージョンを終了