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過呼吸、大人の原因や子供が泣くと発生する原因!ためしてガッテンで常識を覆す対処法が話題に!

子供が泣くと、よく過呼吸になることがあります。過呼吸に子供がなると親としても心配になりますね。子供が泣いた時になる過呼吸の原因とは何なのでしょうか。

そしてテレビ番組の『ためしてガッテン』では従来の過呼吸の対処法では問題があるということが話題になったそうです。これまでの過去級の常識を覆す対処法が紹介されたということです。

今日は大人の過呼吸の原因や子供が過呼吸になる原因、従来の過去級の対策とは違う最新の過呼吸対策をためしてガッテンを参考にチェックしてみたいと思います。それでは早速いってみましょう!


大人の過呼吸、子供が泣くと発生する過呼吸の原因とは

過呼吸とはよく言いますが、正式には『過換気症候群』(かかんきしょうこうぐん)といいます。過呼吸は大人でも子供でも誰でもなる症状です。実は筆者も過呼吸の常連です^^;

パニック発作の経験が非常に多く、過呼吸は子供の頃から数え切れないほど経験しています。今では慣れてしまい、かなり意識的にコントロールすることができるようななっています。

とりあえず、まず過呼吸の症状とはどんな症状があるかそちらからチェックしておきましょう。

過呼吸の代表的な症状

過呼吸になると呼吸が浅くなり、呼吸数も増えるため上記のような症状を感じます。人によって症状を感じる種類や程度は違いますが、多くの方がこれらの症状を感じます。

呼吸をしても息を吸った感じがあまりないことから、もっともっとと浅い呼吸をしてしまいます。大抵の場合は手や唇がしびれることがよくあります。では次に過呼吸の基本的な原因を見ていきましょう。

過呼吸の多くはストレスが原因と集約できる

一言でいってしまうと、ストレスがかかる状況がすべて過呼吸の原因となります。一応細かく分けた形で過呼吸の代表的な原因を5つに分類して説明します。

  1. 緊張・パニック発作
  2. ストレス
  3. 不安症
  4. 胃の不調(個人的経験)

1)緊張・パニック発作

極度の緊張によってパニック発作を起こし過呼吸になるパターンが非常に多いです。パニック発作自体がある種の過呼吸と捉えられることもできます。

パニック発作は死への恐怖や過度の緊張がかかった時に過呼吸や動悸と一緒に発症する症状です。ある種の呼吸困難とも言えます。原因となる不安、ストレス、考え方、などを取り除くことが必要です。

パニック発作を放置していおくと、うつ病へ進行してしまうことが多くありますので、出来る限り早期に心療内科などで対応を取ることが望ましいです。

私はパニック発作持ちですが、私の場合は「何か重大な病気ではないのか」という気持ちや、若干の喘息持ちだったこともありちょっと息苦しさを感じた時に「このまま呼吸困難で死ぬのではないのか」という不安が過呼吸を引き起こしパニック発作となることが多かったです。

このパターンを防ぐのは何と言っても、「こんなことで死ぬことはまずありえない」と冷静に思うことです。不安からくる緊張がパニック発作を引き起こし過呼吸となります。

ですからそもそも死なないと思えればかなりパニック発作、つまり過呼吸を抑えることができます。

2)ストレス

ストレスがかかると人間呼吸が浅くなります。緊張状態が長く続くことで人によっては喘息気味になったり、呼吸がしづらく感じる人もいます。ストレスが原因で浅い呼吸を繰り返し過呼吸となることがあります。

仕事のプレッシャーやトラブル、ミス、パワハラ、給料や昇進の問題、人間関係などの不和が原因でストレスがかかり過呼吸になる人がいます。ストレスの解消や対策で過呼吸を発生しない環境づくりが大切です。

3)不安症

こちらもパニック発作と共通する部分ですが、普段から不安な気持ち強かったり、死への恐怖などを考えてばかりいるとそれがきっかけで過呼吸を起こすことがあります。

ストレスと捉えられることもできますし、緊張とも重なる部分があります。不安症の場合は専門家の治療が必要な場合もあります。解決法としては不安の除去が優先となります。

4)胃の不調(個人的経験)

胃の不調は、通常過呼吸の原因とはいわれていません。ただわたしの経験からだけの話ですが、胃の不調が何か呼吸がしづらいような感覚に感じることがよくあります。

胃が荒れていたり、腹部膨満感でお腹が張って苦しい感じがすると、呼吸がしづらく感じます。そういったことがきっかけとなり、そこへ不安が煽られて過呼吸になった経験が何度もありました。

この場合も、意識的な部分に関しては、結局は「死ぬことはない」と思えるかどうかで過呼吸の症状は収まりやすくなります。これはあくまで個人的な経験です。

子供の過呼吸の原因

子供の過呼吸の原因の多くは感情的になり泣いた時です。親に叱られたり、虐められたりした時などに泣きますよね。ヒックヒックと泣くことで呼吸が自然と浅くなります。

当然ストレスがかかり緊張している状態でもあり、そこで呼吸が浅くなると過呼吸の症状が出ることがあるのです。泣くことは呼吸中枢を刺激するともいわれています。

泣く=呼吸中枢が刺激される=呼吸が浅くなりやすい、という図式が成り立ちます。子供が泣いた場合におこる過呼吸に関しては倒れるような場合は、医療機関を受診してください。

倒れるようなことがないのが大半ではありますので、唇がしびれたり手がしびれる程度であれば、後述する正しい対処法を実践していくことで十分対応可能です。

ストレス以外の過呼吸の原因にも注意!

ストレス以外に過呼吸になる原因もあります。

かならずしも過呼吸が精神的なものでない場合もあります。高齢者の過呼吸などの場合は病気が隠れていることがありますので、病院で検査を必ず受けるようにしてください。


ためしてガッテンでわかった過呼吸の新対処法

あなたも聞いたことがある思いますが、「過呼吸になったら酸素の摂りすぎだから、ビニール袋や紙袋を使って自分の吐いた息(二酸化炭素)をしばらく吸っていれば治る」というこの定説。

実は最近の研究により、この定説が覆りつつあるようです。わたしも医者から過呼吸は酸素の摂りすぎでどうのこうの、、、、と聞いていました。

どうやらそれは事実とは違うのかもしれません。NHKの人気健康番組『ためしてガッテン』(現在は『がってん』)での情報を参考にまとめてみたいと思います。

そのためには、過呼吸の仕組みについて理解する必要があります。

過呼吸の仕組み

過呼吸の仕組みはどのようなメカニズムなのでしょうか。最近では、過呼吸はこのようなメカニズムで発生していることがわかりました。

過呼吸というのは酸素の吸いすぎに端を発し、二酸化炭素の足りなさすぎが過呼吸の根本原因といえます。

二酸化炭素が減ると問題あり?

二酸化炭素が血液中から少なくなると、問題があります。それは全身の血管の収縮がおこるのです。過呼吸により二酸化炭素不足が続くことで脳の血管も収縮し働きが低下します。

頭痛やめまいはそれが原因となっている場合が考えられます。

過呼吸の状態でビニール袋や紙袋で息をすると酸欠になる!

過呼吸の時にビニール袋や紙袋で息をするという方も多いのではないでしょうか。この方法を『ペーパーバック法』といいます。しかしこのペーパーバック法には大きな危険がはらんでいるので注意が必要です。

ペーパーバック法は今ではしないほうが良いことがわかりました。先述の通り、酸素はどれだけ吸っても、血液中では一定量までしか増えません。逆に二酸化炭素が足りなくなってしまうのです。

二酸化炭素が足りなくなると、息をするなという指令が延髄から来ます。そんな状態の時にペーパーバック法をバンバンやってしまうと、今度は酸素が足りなくなります。酸欠になりやすくなるので危険なのです。

最悪の場合、これで酸欠で亡くなった人すらいるそうです。こういったことから最近ではペーパーバック法はやめておいたほうがいいという考えかたが多くなっています。

正しい過呼吸の対処法

ためしてガッテンでやっていた正しい過呼吸の対処法があります。

この方法を実践することでかなり過呼吸が改善します。実際わたしも実践していますが、過呼吸には効果が高いです。あくまで精神的な要因で過呼吸になっている方に限ります。

ポイントはとにかく吐く息をゆっくり吐くことと、意識としては「二酸化炭素が減ったことが原因」と意識もしてください。酸素が足りないと思わないだけでも気持ちが楽です。

他の原因で過呼吸になっている可能性もありますのでその場合は、医療機関を受診してチェックしてください。

<参考動画>(2分程度)

まとめ

過呼吸は非常に怖いものですよね。経験者なら誰でも思うものです。手のしびれや口のしびれも嫌ですし、意識も朦朧とします。子供さんが泣く場合におこる過呼吸も引いては二酸化炭素の不足が原因となります。

息をゆっくり吐くように教えてあげてください。ビニール袋や紙袋などを使うペーパーバック法は避けておいたほうが安全です。過呼吸は病気が原因でない限り、通常酸欠になることはありえません。

あくまで二酸化炭素不足という意識を持っておきましょう。


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