プロ棋士の羽生善治さん。ネットでは羽生善治さんのお嫁さんの畠田理恵さんが嵐のようなツイッター投稿をしたことで話題っとなっています。
また羽生善治さんの伝説で有名な、手が震えることやその他の名言などの特集もしていみたいと思います。それでは今日もいってみましょう!
羽生善治のお嫁さんが嵐のようなツイッター投稿でファン騒然?
羽生善治さんはプロ棋士として前人未到の100タイトルを獲得寸前の将棋界のスーパースターです。
現在98タイトル獲得ということで、100タイトルまであと2つです。
- 羽生善治(はぶ・よしはる)
- 生年月日 1970年9月27日
- プロ入り年月日 1985年12月18日
- 棋士番号 175
- 段位 九段
- 師匠 二上達也
- 永世称号
- 十九世名人
- 永世王位
- 永世棋王
- 永世棋聖
- 永世王将
- 名誉NHK杯選手権者
- 在位中タイトル
- 王座
- 棋聖
羽生さんのお嫁さんは元タレントの畠田理恵さん。
畠田理恵さんは元芸能人です。歌手や女優、そしてバラエティー番組にも出演されていた売れっ子さんでした。
1996年の3月28日にプロ棋士の羽生善治さんとご結婚されて、幸せな家庭を築かれています。
- 畠田理恵(はただ・りえ)
- 本名 羽生理恵(はぶ・りえ)
- 生年月日 1970年11月10日
- 出生地 大阪府堺市
- 身長 155cm
- 血液型 A型
- 職業 元歌手、元女優
- 活動期間 1986年~1996年
- 配偶者 羽生善治
今日の話題の前半は羽生さんではなく、羽生さんの奥さんの畠田理恵さんです。現在はご結婚されているのでお名前は正しくは、「羽生理恵」さんとなりますが、話が通りやすいので今日は畠田理恵さんとします。
冒頭でも述べましたが、畠田理恵さんはツイッターをされているそうですが、嵐のような怒涛のツイート事件があったそうです。
羽生善治の嫁、嵐のようなツイートの内容とは?
畠田理恵さんはツイッターで連続18回もの批判というか現状の訴えのような気持ちを連続でツイートされました。
その内容ですが、畠田理恵さんのこれまでの人生でマスコミから受けたことへの不満が沢山あったようです。そして将棋界にとある疑惑が起こったことにも由来していきます。
<畠田理恵さんのツイート一例>
3️⃣週刊誌とネットは誹謗中傷の嵐。特に、放送作家の山田美保子さんと、漫画家のやくみつるさんの攻撃が酷く、山田美保子さんは週刊現代のコラム『山田の目』で何度も【畠田理恵は金持ち玉の輿狙いの上昇志向の強い女!』と書かれ、ネット上にもその波紋は広がりました。
— 羽生理恵 (@usaginoheso) January 29, 2017
まずは畠田理恵さんのツイート内容をみていきましょう。非常に長いツイート数になるので、抜粋し要約しました。
<畠田理恵さんのツイート内容の要約>
- 付き合ってもいないジョッキーの武豊(たけ・ゆたか)さんと根も葉もない報道をされてしまった。
- スポーツ誌に武豊さんとその奥さんである佐野量子さんと三角関係というデマを世間に拡散された。
- 週刊誌とネットは誹謗中傷の嵐。放送作家の山田美保子さんと漫画家やくみつるさんの攻撃がひどい。
- やくみつるさんにワイドショーで金持ちを横取りする玉の輿狙いの女と何度も言われた。
- 週刊誌に色仕掛けで羽生善治さんを誘惑したという中傷をうけた。
- 羽生善治さんと結婚したころ、また玉の輿狙いに成功した計算高い女と誹謗中傷をうけた。
- 三浦九段の不正疑惑で告発者にされ誤解されている羽生さんの無関与を訴え。
- この件についてのツイートが約7ツイート。全ツイートの詳細を知りたい方はこちら
という感じで畠田理恵さんのこれまでの人生と、羽生善治さんに対する世間の誤解を解きたい思いが膨らんで嵐のような連続ツイートとなったようです。
畠田理恵さん、嵐のようなツイートの原因になった大きな要因、三浦九段の不正疑惑とは?
2016年三浦九段が対局中(対戦中)に将棋ソフトを使用して、いわいる「カンニング」をしていたのではないかという疑惑です。この疑惑は他のプロ棋士たちから話が持ちあがりました。
<三浦弘行 九段>
どうも三浦九段が対局中に離席が多かったようです。プロ棋士の対局というものは大きな対局ほど非常に長時間の攻防となります。
当然、おトイレなどで対局中に離席をすることが許されています。ただ一般的に見てプロ棋士達からすると、その当時の三浦九段の離席の回数がちょっと多いのではないかという疑問がおきていたようです。
そして同年10月に同じプロ棋士の橋本崇載(はしもと・たかのり)さんが名指しこそ避けた状態で、「将棋ソフトを使ったカンニング行為をする棋士がいる」という衝撃発言をツイートしました。
こういったことがあり、三浦九段は後日、日本将棋連盟から出場停止処分を一旦うけます。
しかし2016年10月27日に日本将棋連盟の委託をうけ第三者委員会が発足し、三浦九段の不正がどこまで信憑性があるのか、より詳細な調査が入ります。
結果として、三浦九段は明確な不正の証拠はないとして処分撤回となります。
なぜこの件と畠田理恵さんのツイートが関係ある?
この三浦九段の将棋不正の事件では、三浦九段の不正の告発に夫の羽生善治さんも関与していたというデマがネットで流れてしまいます。それに憤りを感じたお嫁さんである畠田理恵さんが誤解を解くためにに連続ツイートをしたということです。
(12)最後に私から将棋ファンの皆様にお願いがあります。2月13日に、主人と三浦先生との対局があります。これが、三浦先生の復帰戦になるそうです。否が応でも注目されるその対局を前に誤解を解きたい事を手短にお話します。
— 羽生理恵 (@usaginoheso) January 29, 2017
↓ここではご主人である羽生善治さんが三浦九段の処分どうこうに関与したような誤解が広がっていることに対する説明がなされています。
(13)先ず、秘密会合で主人が処分相談など真っ赤な嘘です。島理事から主人に電話があり、渡辺竜王からどうしても羽生にお話がある。谷川会長、佐藤名人、他にタイトルホルダーも同席だからどうしても来て欲しいと要請があり渋々出掛けた事。そこでは、説明を一方的に受けるに終始した事。
— 羽生理恵 (@usaginoheso) January 29, 2017
そして羽生さんは経緯がどうであっても明確な証拠がないならあくまでグレーと主張したはずと主張。
(14)島理事からメールで、証言云々これならどうですか?の返信としての『その経緯が本当に事実でもグレー』発言。しかし、証拠もないのに処分は全く不当!として伝え、疑わしきは罰せずが鉄則ですと明言。疑わしきは〜と書くと法律解釈とかへ理屈が出ますが、要するに証拠無し処分はダメの意味。
— 羽生理恵 (@usaginoheso) January 29, 2017
そして、羽生さんが三浦九段への不当な処分を決めた一員との誤解に対する反論を畠田理恵さんが代弁しています。
(15)その後、理事会での決定と渡辺竜王の週刊文春告発へと続くのです。許せないのはメール前後の文脈は省いた【グレー羽生善治】の所だけに焦点を当てたご都合切取り主義と、主人をあたかも三浦先生告発の一員と誤解を受ける様に名前を利用された事。文春の中吊りや新聞の見出し用に。
— 羽生理恵 (@usaginoheso) January 29, 2017
そして、事実無根であった三浦九段へのフォローをされており、締めくくられています。
(18)三浦先生が、棋士として早く普通に将棋を指したいです。と、望まれているのだから。2月13日の主人と三浦先生の対局が、白熱した面白いものになりますように。将棋が大好きなもの同士他の何物にも惑わされず全力で戦える場になりますように、ファンの皆様の応援を何卒よろしくお願いします。
— 羽生理恵 (@usaginoheso) January 29, 2017
といったことで、畠田理恵さんには非常に昔からメディアに対していろいろ根も葉もない噂を立てられていたことに不満があったようです。さすがに完全な事実無根の記事となると本人も怒ることは無理もないですね。
そして、旦那さんである羽生善治さんにも事実無根の誤解が広がるとなると、お嫁さんとして黙っているわけにはいかなかったのでしょう。
現在は、三浦九段の事件も事実無根として収束しており、2017年は藤井聡太四段や佐々木勇気六段などの若手の台頭によって将棋界はとても盛り上がっています。
羽生善治さんの伝説、手が震えるとは?
羽生善治さんは将棋界最強の人です。輝かしい成績とプロデビューから20年以上もの間トップ成績を続けています。
そんな羽生さんにはいくつかの伝説や名言がありますので、ここで見ていきましょう。中でも有名な伝説としては羽生さんが勝ちを確信した時にでる手の震えの伝説です。
この対局はライベルとも称された森内さんとの名人戦の時です。明らかに駒を持つ時に手が震えていますね。解説でも「手が震えていますね」とはっきり話しています。
将棋に詳しい人達にはとても有名な羽生さんの伝説です。
なぜ羽生善治さんの手が震えるのか?
羽生さんは書籍「戦う頭脳」の中で、手が震えることについてこう述べています。手の震えは「勝ちを読みきったとしても、最後まで油断してはならない」と思った時に手が震えるんだそうです。
手の震えとは普通に考えて緊張の表れだと思うのです。プロ棋士にかかる精神的な負担は相当だと聞きます。将棋の世界は明確な勝負の世界です。
勝負師であるのがプロ棋士ですから、羽生さんといえども、やはり相当なプレッシャーがあったり、勝ちへのこだわり、負けたくない思いがとても強い、そんな気持ちが手の震えになっているのかも知れませんね。
素人に、もし手の震えがあったら笑われてしまいそうですが、羽生さんの場合は全く違います。羽生善治さんのような超一流になってくると、手の震えは羽生さんの勝ちパターンであり、一種の勝ちフラグ的な意味合いを持ちます。
羽生さんの手の震えが出ると将棋ファンからはどよめきがでるくらいです。笑う人どころか、ファンにしてみたらありがたいものを見た気持ちにすらなるそうです。
その他の羽生善治さんの伝説まとめ
その他にも羽生さんには伝説がいくつもあります。ここでは羽生善治さんの伝説を一覧にまとめましたので御覧ください。
羽生善治伝説①:圧倒的なタイトル獲得数
98期獲得 歴代1位
将棋に詳しくない方のための説明いたします。タイトルとはわかりやすくいうとトップ棋士たちだけが参加する大会です。羽生さんは98回、プロのビッグトーナメント大会で優勝していると思ってください。
<タイトル戦は2017年現在で8つ>
- 竜王戦(りゅうおう)
- 名人戦(めいじん)
- 叡王戦(えいおう)
- 王位戦(おうい)
- 王座戦(おうざ)
- 棋王戦(きおう)
- 王将戦(おうしょう)
- 棋聖戦(きせい)
このタイトルの中で羽生さんが獲得していないタイトルは叡王戦だけです。この98期という記録は歴代1位であり誰もこの記録を抜くことはできないといわれているくらいです。
羽生善治伝説②:圧倒的なタイトルホルダー
羽生さんは将棋のタイトル全7つのうち竜王以外の6つを永世称号の資格を持っています。永世称号とはつまり永遠に名乗れる称号ということです。
すごいですね。羽生さんは永遠に名人であり王位であり王座であり棋王であり王将であり棋聖であるということです。^^;
- 永世名人
- 永世王位
- 名誉王座
- 永世棋王
- 永世王将
- 永世棋聖
羽生善治伝説③:圧倒的な勝利数
勝利数 1380(2017年9月8日現在)
羽生さんの勝利数は圧倒的です。勝率も7割を超えています。7割を超えているプロ棋士は本当にごくごく少数で数えるほどしかいません。
羽生善治伝説④:チェスで日本一になる!
羽生さんはチェスの大会でも日本一に輝いています。プロ棋士の人たちの中には将棋だけでなくチェスや他の知的競技をしている人はときおりいます。
羽生さんは1996年、26歳の頃にチェスをジャック・ピノー氏から学びます。そして本格的にチェスを学び始めてから2年後の1998年に行われた全日本百傑戦にて日本一となります。
世界のチェスはすごすぎて日本人はなかなか太刀打ちできませんが、羽生さんは日本人の中では間違いなくトップクラスのチェス有段者です。
羽生善治伝説④:羽生さんは年収もすごかった!
プロ棋士の平均年収は700万~800万くらいだそうです。下のクラスの方だと100万円台という人も多くいます。1000万を超える人も20人前後といいます。
2011年ごろの羽生さんの年収がわかっていますが、この年は1億を超えているそうです!2016年の羽生さんの将棋での収入は9150万だそうです。
2位の渡辺竜王が7390万、3位の佐藤天彦名人が5722万だそうです。羽生さんの場合、この20年ほど、コンスタントに毎年1億前後を稼いでいるといわれています。
いかに羽生さんがすごい棋士だということがわかりますね。
羽生善治さんの名言
羽生さんは数々の名言を残されていますが、ここでは私が感銘をうけた名言をご紹介します。
羽生さんの名言①
私は才能は 一瞬のひらめきだと 思っていた。 しかし今は10年とか20年 30年を同じ姿勢で 同じ情熱を傾けられることが 才能だと思っている。
引用元: http://earth-words.org/archives/15151
この言葉はビジネスにおいても同じですね。やはり何事も継続は力なりです。一瞬のひらめきはあくまでその場だけのこと、人生を決めるのは情熱のある継続力です。そういった継続してやっていくことが良い結果をだすことということですね。
羽生さんの名言②
誰でも最初は 真似から始める。 しかし、丸暗記しようと するのではなく どうしてその人が その航路をたどったのか どういう過程で そこにたどり着いたのか その過程を 理解することが大切。
引用元: http://earth-words.org/archives/15151
これも重要な言葉ですね。成功するには成功者と同じことをすればいいと聞きます。しかしその中から何をどう学ぶのかということも同時にしていかなくてはなりません。
羽生さんの名言③
真剣にその道を究めようとか、その道ひと筋でやっていこうという人は一種の狂気の世界というか、何かそういう線を越えないと、その先が見えないような気がします。
物事を極めようとするには、相当の集中をそこに注がなければいけないということを言っているのだと思います。これもビジネスや人生にも当てはまる言葉ですね。狂気の世界という表現が私にはある意味しっくりきます。
羽生さんの名言④
平均点を目指すと、限界も決まってしまう。
引用元: http://earth-words.org/archives/15151
本当にそうですね。平均を目指すということは平凡を目指すということかもしれません。限界を超えるということは常に向上心を持ち上を目指すこと以外にありませんね。
羽生さんの名言⑤
相手のことを知るよりも、 自分自身が強くなればそれで済む世界だし、 それを目指した方が本筋というか、 王道という気がする。
引用元: http://iyashitour.com/archives/24057
これも人生の本質を突いた言葉ではないでしょうか?相手のことばかりを考えすぎてしまうと自分を見失います。自分を変えたほうが人生がうまくいくのと同じです。
相手を変えようとしても相手は変わりません。自分じゃないのですから。相手を変えたければ自分を変えなければなりません。そういったこともこの言葉から感じ取ることができますね。
まとめ
- 羽生さんのお嫁さん畠田理恵さんの嵐のツイッターには不満や誤解をとくことが目的だった。
- 羽生善治さんの手が震える伝説は事実であり、勝ちを確信したときの反応だった。
- 羽生善治さんの名言はどれも素晴らしい教訓だった。
- これらのことから、羽生善治さんは本当に尊敬に値する人物である。
私はそれほど将棋に詳しいわけではありませんが、それでも羽生さんの姿勢や生き方、考えた方を知れば知るほど、羽生善治さんという人物を尊敬してしまいます。
これだけの将棋の強さをほこりながら、全くもって謙虚なその姿勢。本当にすばらしい人ではないでしょうか。
お嫁さんの畠田理恵さんの内助の功やサポートあってのこともあるのだと思いました。羽生さんをこれからも応援したいと思います!